近年ヴィーガンが流行していますが、ヴィーガン食は本当に健康に良いのでしょうか?
体に悪影響を与えることはないのかと不安になる方もいらっしゃるでしょう。
そこで、こちらの記事ではそんなヴィーガンについて、本当に健康に良いのか、
ヴィーガンを始めるメリットやデメリットなどを詳しく解説していきます。是非最後までご覧ください。
~ヴィーガン(ビーガン)が健康に良い理由~
まず、ヴィーガンとベジタリアンの違いを勘違いしている方も多くいらっしゃると思い案すので、
ヴィーガンとベジタリアンの違いを簡単に説明します。
●ヴィーガン
肉や魚はもちろん、卵や乳製品なども食べない
●ベジタリアン
肉や魚を食べない
このように、ヴィーガンとベジタリアンの違いは卵や乳製品を食べるか食べないかによって変わります。
どちらも野菜中心の食生活にはなりますが、違いがあることを覚えておきましょう。
必要な栄養が摂取できるヴィーガンを始め、肉や魚以外の野菜や卵、乳製品を中心にすることにより、必要な栄養素が摂取できます。
日本人は特に、野菜などを摂取することが少なく、栄養素が不足していると言われています。
どうしても、炭水化物や食品添加物を多く摂取してしまい、不健康になりがちです。
しかし、ヴィーガン食を始めることによってこれらの悩みを解決することができ、健康になると言われています。
~ヴィーガン(ビーガン)のメリット~
ここからは、ヴィーガンのメリットをいくつか紹介していきます。
ダイエット効果
ヴィーガンを始める理由として一番多い理由が「ダイエット」ではないでしょうか?
ヴィーガンは野菜中心の食生活になりますので、もちろんダイエット効果が期待できます。
ダイエットには色々な方法がありますが、一番ストレスがなく、
一番続けやすいのがヴィーガンでダイエットする方法とも言われています。
もちろん、運動や筋トレなどはダイエットをするのに必ず必要になってきます。
しかし、ヴィーガンは普通に1日3食食べても問題ないため、ストレスがかかりずらいと言われています。
ダイエットをする際はほとんどお腹いっぱいになることはありませんが、
ヴィーガンの場合は満腹までたべても体重の増加には何も関係ないです。
そのため、ヴィーガン食に慣れてくると、「あれ?こんなに食べてるのに痩せてる!!」とダイエット実感することができます。
糖尿病や癌のリスクを減らす
ヴィーガンは通常の食事を食べている人に比べて糖尿病リスクが47%~78%低いと言われています。
これは、論文で発表されているデータになりますので、信憑性が非常に高いです。
糖尿病はその名の通り、糖質の取りすぎによって起こる病気ですが、糖質の他にもお肉などの動物性の油も原因と言われています。
ヴィーガンは糖質も動物性の油を摂取することがありませんので、糖尿病のリスクを下げることができます。
また、ヴィーガン(菜食主義)は癌になりにくいとも言われています。
その理由として、豆や野菜などが癌予防に効果的で、豆類をたくさん食べる人は癌リスクが9%~18%低いと言われています。
さらに、野菜や果物を1日に560g以上食べている人は癌のリスクが15%低いと論文で発表されています。
WHOはお肉に発がん作用があると発表されており、ヴィーガンはお肉を食べないため、癌になりにくいとされています。
もちろん、肉ばかり食べているからといって全員が癌になってしまうわけではありません。
しかし、予防するということを踏まえると、ヴィーガンはとても健康に良いことが分かります。
肌の健康状態も良くなる?
お肌トラブルの悩みの多くとしてあげられるニキビなどの吹き出物を改善することができるとも言われています。
ニキビの原因は睡眠やストレス、体質なども影響されるため、食生活だけで改善されるわけではありません。
しかし、ヴィーガンになることで、少しでも肌トラブルを改善することができます。
また、乳製品でニキビの症状が悪化するという論文も発表されており、それらの原因もヴィーガンなら防ぐことができます。
~ヴィーガン(ビーガン)のデメリット~
つぎに、ヴィーガンのデメリットをいくつか紹介していきます。
人付き合いが悪くなる
ヴィーガンになると、外食でもお肉や魚、乳製品などを食べることはありません。
そのため、友人とご飯に行く際も、食べれるものが限られてしまいます。
例えば、友人に焼肉に誘われて、一緒に焼肉を食べに行ったとしても、ヴィーガンが食べれるのはキムチや枝豆、冷ややっこなどになります。
自分が良くても、友人からするといい気持ちにはなりません。
そのため、次回からは食事の誘いが減ってしまう場合があります。
友人に気にしないで!と伝えても、普通の食事を食べている人からすると、どうしても気を使ってしまうため、人付き合いが悪くなる可能性があります。
体調を崩しやすくなる
ヴィーガンは捉え方によっては偏食といっても過言ではありません。
野菜中心の食生活は普段摂取できていないビタミンなどを摂取することができるため、体に良いことは事実ですが、一方でタンパク質や脂質などの摂取量が減ってしまいます。
そのため、ヴィーガンを始めたての時は情緒不安定やめまい、貧血などになりやすくなります。
体調不良にならないように、いきなり「明日から肉と魚と卵と乳製品を食べない!」と決めるのではなく、徐々にヴィーガンになっていくことをおすすめします。
~一度は食べておきたいヴィーガン(ビーガン)フードはどれ?~
ヴィーガンは絶対菜食主義者と呼ばれ、肉や魚、卵、乳製品などを一切口にしません。
野菜中心の食生活なのは間違いありませんが、実は野菜以外にも肉や魚に変わる食材を口にしています。
そんな、ヴィーガンにおすすめのヴィーガンフードを紹介していきます。
モスバーガー
ハンバーガー大手のモスバーガーでもヴィーガンフードを食べることができます。
肉や乳製品を一切使わずに、野菜と穀物を主原料に使ったハンバーガーを食べることができます。
ファミリーマート
ファミリーマートでは多くのヴィーガンフードが売っています。
そのなかでも「ベジバーグ丼」は肉を一切使用しないハンバーグ丼になります。
この商品はファミリーマートで初めて日本ベジタリアン協会の「ヴィーガン推奨マーク」を取得した商品になります。
紹介したヴィーガンフード以外のもヴィーガンフードを提供しているお店はまだまだたくさんあります。
自分で料理するにしても、同じものばかりになってしまうため、外食でヴィーガンフードを食べれるのはとても良い気分転換になります!
ヴィーガンフードばかり食べていると、どうしてもお肉を食べたくなる時がくるときもあります。
そのような場合は、クオリティが高い企業が提供しているヴィーガンフードを食べてみてはいかがでしょうか?
~まとめ~
ここまでヴィーガンについての情報や、ヴィーガンのメリットデメリットなどを中心にお伝えしてきました。
- ヴィーガンは健康に良い
- ヴィーガンは肉や魚はもちろん、卵や乳製品なども食べない
- ベジタリアンは肉や魚を食べない
- ヴィーガンはダイエットや病気の予防などのメリットがある
- ヴィーガンは人付き合いが悪くなる、体調不良になりやすいなどのデメリットがある
- 様々な企業がヴィーガンフードを提供している
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
